ブナの積み木セット(20ピース)
長野県産のブナ材を使った基本の積み木。立方体・直方体・円柱・三角柱の4種類、合計20ピース。塗装なし、蜜蝋ワックスのみで仕上げています。木の重さと手触りをそのまま感じてほしくて、あえて色はつけていません。1歳半から遊べます。
— 4,800円転機は2019年の春でした。友人の子どもが私の積み木を口に入れているのを見て、塗料のことを真剣に調べ始めました。当時使っていた水性塗料は「子ども向け」と書いてあったけれど、成分表を読むと気になる添加物があって。それからドイツのLivos社の植物性ワックスに切り替えました。コストは上がりましたが、それ以来ずっとこれを使っています。同じ時期に、木曽ウッドワークスの田中さんと知り合って、木材の仕入れルートも変わりました。産地と乾燥方法を教えてもらえる仕入れ先に変えたことで、木の反りや割れが格段に減りました。
長野県産のブナ材を使った基本の積み木。立方体・直方体・円柱・三角柱の4種類、合計20ピース。塗装なし、蜜蝋ワックスのみで仕上げています。木の重さと手触りをそのまま感じてほしくて、あえて色はつけていません。1歳半から遊べます。
— 4,800円ヒノキ材を使った、動物の形をはめ込む型はめパズル。クマ・ウサギ・キツネ・シカ・タヌキ・フクロウの6種類。Livos社の植物性顔料で色付けし、輪郭は焼き印で描いています。2歳から。ピースは厚さ18mmあるので、小さな手でも持ちやすいです。
— 3,600円ナラ材の箱に、丸・三角・四角の穴が開いたソーター。対応するブロックを入れると、箱の底に落ちる仕組みです。箱のフタは蝶番なしのはめ込み式で、子どもが自分で開けられます。1歳から。ナラは硬くて傷がつきにくいので、長く使えます。
— 5,200円薄く削ったヒノキ材に、木・葉・雨・太陽・月の形を切り出したモビール。Livos社の顔料で淡く色付けし、麻ひもで吊るしています。風でゆっくり回ります。おもちゃというより部屋の飾りとして使う方も多いですが、0歳から視覚刺激として使えます。
— 2,800円ブナ材の立方体4つに、お子さんの名前を1文字ずつ焼き印で入れます。最大4文字まで。注文時にひらがな・カタカナ・ローマ字のいずれかを指定してください。出産祝いや1歳の誕生日に注文いただくことが多いです。注文から発送まで10〜14日かかります。
— 4,500円長野県の製材所「木曽ウッドワークス」から仕入れたブナ・ヒノキ・ナラを使っています。輸入材は使いません。木の産地と乾燥方法まで確認してから注文しています。
色付きのおもちゃには、ドイツのLivos社の植物性顔料ワックスを使っています。赤ちゃんが口に入れても安全な成分だけで構成されています。
機械で切り出した後、240番のサンドペーパーで手作業で丸めます。「もう十分かな」と思ってからもう一回かける、というのが私のルールです。
一つの型で作るのは最大30個まで。それ以上は作りません。売り切れたら次のロットまで待ってもらうことになりますが、それが品質を保つ唯一の方法だと思っています。
木のおもちゃを作り始めて数年が経ちますが、正直なところ最初のうちは「国産材ならなんでもいいか」くらいの気持ちで材を選んでいました。それが少しずつ間違いだったと気づいてきたのは、ヤスリがけの手触りや、子どもが口に入れたときの反応を見ていくうちのことです。ブナ・ヒノキ・ナラという3種類の木は、同じ「国産広葉樹・針葉樹」というくくりに見えても、硬さも香りも狂いやすさも全然違う。今日はその違いをできるだけ具体的に、数字や実際の加工感覚を交えて書いてみます。まだ自分の中でも整理しきれていない部分があるのですが、それも含めて記録として残しておきたいと思います。
続きを読む →うちの工房で作る木のおもちゃには、仕上げに必ず蜜蝋ワックスを使っています。理由はシンプルで、小さな子どもが口に入れても安心な素材だから、そして何より木の質感をそのまま生かしてくれるから。ただ、お客さんから「家でどうお手入れすればいいの?」という質問をよくもらうので、今日はその方法をちゃんと書き残しておこうと思います(自分の備忘録も兼ねて)。正直に言うと、私もはじめのころは頻度も分量もよくわからなくて、塗りすぎてベタベタにしたり、逆に乾燥させすぎてひびを入れたりしました。そういう失敗も含めて、今わかっていることを書きます。
続きを読む →正直に言うと、「月齢に合ったおもちゃ」という言葉を使うたびに少し躊躇する自分がいます。子どもの発達には個人差があって、同じ8ヶ月でも全然違う。それでも、手の動きや認知の段階には大まかな流れがあって、木のおもちゃを作るときにその流れを無視すると、子どもにとって「ただ転がっているもの」になってしまうことを、制作を続ける中で何度も実感してきました。この記事では、0歳から3歳をざっくり4つの時期に分けて、それぞれの時期に子どもの手と頭が何をしようとしているのかを考えながら、おもちゃの形・サイズ・難易度の選び方を書いていきます。まだ「これが正解」と言い切れない部分も多いけれど、工房で試行錯誤してきたことをできるだけ具体的に書くつもりです。
続きを読む →三浦 葵(なかむら あおい)。もともと東京でグラフィックデザイナーとして10年ほど働いた後、2015年に長野へ移住。家具修理を趣味で始めたことをきっかけに木工にのめり込み、2017年秋にDappled Echo Forestを立ち上げた。木曽ウッドワークスの田中さんとの出会いが材料選びの転機になったと話す。現在は週1日、長野市内の小学校で図工の非常勤講師も務める。休日は近くの山を歩くか、古い木工の本を読んでいることが多い。最近は江戸時代の指物(さしもの)の技法に興味があって、図書館で資料を集めている。